- 院長山口 徹
脊椎外科の専門知識を活かし、地域の皆さまへ最善の医療を
2025年4月より、天翠会きよみず整形外科クリニック 院長を拝命した山口 徹です。
私は生後より足掛約10年間北九州で過ごしました。思い出深い場所にほど近いこのクリニックで、このような機会をいただき大変嬉しく思っております。
1999年に宮崎医科大学を卒業後、九州大学整形外科に入局し、関連病院で研修を行いました。
2007年からは九州でいち早く脊椎低侵襲手術を導入した九州中央病院で一般的な整形外科疾患に加え脊椎内視鏡をはじめとする脊椎外科の修練を行いました。
2011年からは福岡市立こども病院で、小児脊椎疾患及び小児整形外科疾患の診療に携わり、大変多くの経験を積ませて頂きました。
他に2004年から診療の傍ら、ラグビードクターとして活動を開始し、2019年ラグビーワールドカップ日本大会では福岡県の医務責任者として職務を全うし、現在も中学生からテストマッチ(国代表戦)に至るまで幅広く活動しています。
これまで学んできた知識を十二分に発揮し、皆様がお困りの症状を少しでも和らげる診療に真摯に取り組んで参ります。
皆様の診療には、私のみならず、前院長の櫻井先生をはじめ、他の全てのスタッフも一丸となって、最善の医療をご提供するべく取り組んでいく所存です。どうかよろしくお願いいたします。
院長山口 徹TORU YAMAGUCHI
経歴
- 1991年3月 福岡県立八幡高等学校 卒業
- 1999年3月 宮崎医科大学医学部医学科 卒業
- 職歴
- 九州大学医学部 附属病院 研修医
- 広島赤十字・原爆病院 整形外科 研修医
- 福岡県立粕屋新光園 整形外科 (現 新光園医療センター) 医師
- 宮崎県立宮崎病院 整形外科 レジデント
- 国立療養所 福岡東病院 整形外科 医員(現 福岡東医療センター)
- 中間市立病院 整形外科 医員
- 福岡市立こども病院 整形外科 レジデント
- 唐津赤十字病院 整形外科 医師
- 公立学校共済組合 九州中央病院 整形外科 医長
- 福岡市立こども病院 整形・脊椎外科 医長
資格
- 医師免許
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
- 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄病指導医
- 日本スポーツ協会 公認スポーツドクター
- 日本パラスポーツ協会 公認スポーツ医
- World Rugby Immediate Care In Rugby Level 2
受賞
- 第22回 日本小児整形外科学会 最優秀ポスター演題賞
(2012 JPAO-KPOS-TPOS exchange fellow)
所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本脊椎脊髄病学会
- 日本小児整形外科学会(評議員 編集委員会、広報委員会、専門医委員会)
- 日本側弯症学会(研修委員会 委員、学校保健委員会 地域委員)
- 日本臨床スポーツ医学会(大会医療運営に関わる小委員会 委員)
- 日本足の外科学会
- 九州足の外科研究会(幹事)
- 二分脊椎研究会
- 脳性麻痺の外科研究会
事業参加
- 厚生労働科学研究補助金 難治性疾患政策研究事業
- 呼吸器系先天異常疾患の診療体制構築とデータベースおよび診療ガイドラインに基づいた医療水準向上に関する研究班(臼井-照井班)
- 肋骨異常を伴う先天性側弯症グループ 分担員(2020−2025.3まで)
- 九州ラグビーフットボール協会 メディカル事務局 委員
- 福岡県ラグビーフットボール協会 メディカルソサエティ 総務
- Rugby World Cup 2019日本大会 Area Medical Officer(福岡県)
チームドクター所属チーム
- JR九州サンダース(2011~)
- 医師櫻井 立太
幅広い悩みに対して適切に評価し治療をしてまいります。
きよみず整形外科クリニックの櫻井立太です。
私は北九州で生まれ育ち、高校卒業まで過ごしました。
再びこの地に帰ってくることができたことを大変嬉しく思っております。
清水周辺は、学校や住宅街が多く様々な世代の方が生活されています。
私はお一人お一人の年齢や生活環境、職業・趣味・スポーツ活動の有無などを考慮した医療を心がけてきました。
お子様の怪我やスポーツによる外傷・障害、骨折・脱臼や首・肩・腰の痛み、膝や股関節などの関節の痛み、骨粗鬆症やロコモティブシンドロームといった幅広い悩みに対して、適切に評価して治療をしてまいります。
また、幼少の頃からラグビーをしており、現在も時折プレーしております。
試合の際の医務対応やチームドクター活動に加えてスポーツを愛する全ての方々のお手伝いをさせていただけると幸いです。
地元に少しでも貢献できればと思っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
医師櫻井 立太RYUTA SAKURAI
経歴
- 2005年
- 福岡県立小倉高等学校卒業
- 2007年
- 山口大学医学部入学
- 2013年
- 山口大学医学部卒業
- 2013年4月
- 九州厚生年金病院(初期臨床研修医)
- 2015年4月
- 九州大学病院整形外科
- 2015年10月
- 国家公務員共済組合連合会浜の町病院整形
- 2016年4月
- 国家公務員共済組合連合会千早病院整形外科
- 2017年4月
- 独立行政法人 佐賀県医療センター好生館整形
- 2018年4月
- 国立病院機構九州医療センター 救急部
- 2018年10月
- 国立病院機構九州医療センターリウマチ科
- 2019年4月
- 国立病院機構 小倉医療センター整形外科
- 2020年4月
- JCHO九州病院 整形外科医師
- 2021年4月
- 田川市立病院 整形外科
- 現在に至る
資格
- 日本整形外科学会専門医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
- Pre hospital immediate care in sports(PHICIS) Level2
- ロコモアドバイスドクター
- 身体障害者福祉法第15条に基づく肢体不自由障害の診断書・意見書作成
チームドクター
- 福岡県ラグビー協会 メディカル委員長
- 北九州下関フェニックスチームドクター
- 安川電機ラグビー部チームドクター
わたしのケガ歴
幼い頃から大学卒業までラグビーを続けてきたこともあり、わたしもたくさんのケガをしてきました。
脳振盪(のうしんとう)2回、手足の骨折、尾骨骨折、捻挫、腰の痛みはいつもの事でしたので、患者さんの痛みや辛さはよくわかります。
スポーツ選手にとって、ケガは辛く苦しい時間だと思います。
しかし、与えられたこの時間を活かすことも大切です。
ケガの原因を突き止めて、リハビリやトレーニングをしながら克服してほしいと願っています。
主なケガ:脳振盪・右手第3・4中手骨骨折・右鼠部痛・右足関節捻挫・左足第1中足骨骨折・両脛骨疲労骨折・急性腰痛症・腰椎椎間板ヘルニア・尾骨骨折

論文投稿・学会発表実績
学会発表
- 第35回日本臨床スポーツ医学会学術集会(2024.11)
- 花粉症と野球選手のパフォーマンスに関する調査
- 天翠会 きよみず整形外科クリニック*1
- 天翠会 小倉きふね病院*2
- 櫻井立太*1 安永英樹*2
- 第25回骨粗鬆症学会(2023.名古屋)
- 当院における大腿骨近位部不顕性骨折の特徴
- 田川市立病院 整形外科
- 櫻井立太 山田尚平 坂井崇一郎 久枝啓史
論文
- 化膿性脊椎炎症例の検討
- 櫻井立太*, 中村哲郎*, 坂井崇一郎*, 松口俊央*, 畑中敬之*, 伊藤田慶*, 河野裕介*, 土持兼信*, 岩崎賢優*, 土屋邦喜*
- *独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院整形外科
- 整形外科と災害外科 71(1): 58-61, 2022.
- ※第141回西日本整形・災害外科学会(Web開催)にて学会発表
- Salmonella infatisによる小児化膿性仙腸関節炎の1例
- 櫻井立太*, 中村哲郎*, 坂井崇一郎*, 松口俊央*, 畑中敬之*, 伊藤田慶*, 河野裕介*, 土持兼信*, 岩崎賢優*, 土屋邦喜*
- *地域医療機能推進機構 (JCHO) 九州病院整形外科
- 整形外科と災害外科 70(3): 503-506, 2021.
- ※第140回西日本整形・災害外科学会(大分)にて学会発表
- 人工膝関節全置換術を受けた関節リウマチ患者の特徴-生物学的製剤登場前後の比較-
- 国立病院機構九州医療センター 整形外科・リウマチ科
- 櫻井立太 藤村謙次郎 嘉村聡志 津嶋秀俊 小松孝 宮原寿明
- 九州リウマチ 40(1):41-45,2020
- ※第65回九州リウマチ学会(福岡)にて学会発表
- ※第5回九州リウマチ優秀論文賞受賞
- Anatomic Reconstruction of Lateral Ankle Ligaments and Both Peroneus Tendons After Open Fracture Dislocation of the Ankle: A Case Report.
- Sakurai R, Fukushi JI, Mizu-Uchi H, Hanada M, Momii K, Nakashima Y.Foot Ankle Orthop. 2019 Jan 8;4(1):2473011418794677.
- ※第41回日本足の外科学会(奈良)にて学会発表
- 初診時に診断に至らず, 後日診断に至った高齢者の大腿骨頚部骨折症例に関する検討
- 櫻井立太*, 小宮紀宏*, 塚本伸章*, 屋良卓郎*, 加藤剛*, 矢野良平*, 石橋卓也*, 吉野宗一郎*, 前隆男*
- *佐賀県医療センター好生館整形外科
- 整形外科と災害外科 67(4): 687-689, 2018.
- ※第134回西日本整形・災害外科学会(鳥取)にて学会発表
- 当院における橈骨遠位端骨折の臨床的特徴
- 櫻井立太*, 菊池克彦*, 大石秀和*, 鍋山亮太郎*, 大石正信*
- *国家公務員共済組合連合会千早病院整形外科
- 整形外科と災害外科 66(4): 698-700, 2017.
- ※第132回西日本整形・災害外科学会(鹿児島)にて学会発表
- THA術前計画における使用ステムサイズの誤差とその検討
- 櫻井立太*, 池村聡*, 松井元*, 光安浩章*, 井口貴裕*, 酒見勇太*, 馬渡太郎*
- *国家公務員共済組合連合会浜の町病院整形外科
- 整形外科と災害外科 66(4): 909-911, 2017.
- ※第43回日本股関節学会(大阪)にて学会発表
- THA症例の下腿長の検討
- 櫻井立太*, 原俊彦*, 中村哲郎*, 藤井政徳*, 末田麗真*
- *独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院整形外科
- 整形外科と災害外科 65(4): 825-827, 2016.
- ※第46回日本人工関節学会(大阪)にて学会発表